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大作曲家の作品を歌う

大作曲家の作品を歌う 2016/02/15更新

長野少年少女合唱団では創立以来、毎年開催している定期演奏会で必ず大作曲家の作品を原語で歌っています。
それは、ラテン語、イタリア語、英語、ドイツ語、フランス語など、様々です。
ピアノの伴奏だけでなく、オルガンの伴奏であったり、2台のオルガンの伴奏であったり、また、室内楽の伴奏で歌ったこともあります。もちろんアカペラも…。

この大作曲家の作品は、小学校高学年の団員から歌います。中高生はさておき、まだローマ字も習い始めた小学生が意味もわからず原語で歌うことに意味があるのか…。昔はそんな風に揶揄されたこともあるそうです。

でも今、NHKの教育テレビで人気の「にほんごであそぼ」では、2歳や3歳の子供が、平家物語の冒頭部分や、宮沢賢治の“雨にもまけず”を暗唱しています。劇団に入っていない普通の子です。もちろん日本語であっても意味など分からないでしょう。でも、その言葉の響きを子供たちは覚えるのです。幼児期には理屈ではない、感覚から入るもの、それが最も大切です。

大作曲家の名曲は世界共通語です。理屈など分からなくても、子供たちの体にはその原語の響きと素晴らしい音楽の響きが入っていきます。それが、子供たちの一生の宝物になるのです。そうなるためには、日本語で歌っては意味がありません。また、作曲家はその原語で作曲したのですから、自ずと音楽解釈も違ってしまいます。

昨年の創立40周年記念演奏会では、長野少年少女合唱団の委嘱作品である「ミサ長野 - 世界平和のための祈り -」を歌いました。ラテン語、アカペラの作品で、6曲からなるミサ曲です。

その他、ウェルナーの「野ばら」も、ドイツ語、アカペラで歌いました。

過去にもドイツ語の歌を沢山歌いました。その経験から、ドイツ語学科に進んだ団員もいます。

今年も、アカペラの作品に挑戦する予定です。

35回以降の演奏会では、4人の作曲家によるそれぞれの「Ave verum corpus」や「Ave Maria」、W.A.モーツァルト作曲「ミサ・ブレヴィス」、フランク作曲「天使の糧」をラテン語で、また、表彰式でおなじみの「選手を迎える歌」の原曲をドイツ語で歌いました。

また、演奏会の最後を飾るステージでは、ヴェルディ作曲オペラ「アイーダ」より“凱旋の大行進曲”、「菩提樹(シューベルト)」、「セレナータ(トスティ)」、「ソルヴェイグの歌(グリーグ)」、「フィンランディア讃歌(シベリウス)」、オペラ「カルメン」より「行進曲」、ビゼー作曲「ファランドール」、などなど、名曲の数々を日本語で歌いました。

今年のステージの最後を飾るのは、どんな曲でしょうか。
乞うご期待!

入団して、是非一緒に歌いましょう!! 
 

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